2018-01-01から1年間の記事一覧

Kyotographie2018その4、というかほぼKG+

細見美術館 ジャック・アンリ・ラルティーグ こちらはKyotographie 2018の関連プログラムで、別の日に訪れた。フランスの作者は、幼いころの仕合せな日々を記録に残しておきたかったという。多感な二十歳の時に第一次大戦となるが、影が差したような作品は皆…

Kyotographie2018その3

今回のハイライトは最終日にやってきた。 誉田屋源兵衛 深瀬昌久 まず室町四条を上がったところにある誉田屋源兵衛。毎年すっかりおなじみの会場となった。長屋の手前のほうでは、海外では有名な深瀬昌久の猫やカラスや自画像。猫の視線で、サスケという猫を…

Kyotographie 2018 その2

www.kyotographie.jp 建仁寺両足院 中川幸夫 生誕100周年とは思えないほど自由で現代的で突き抜けた発想の生け花の写真パネルが、畳の上に並べられている。枯れかけた花も見事に生けられている。白菜を立てて生けたような作品は、故宮博物院の白菜を思い出し…

*[アート] 人間とその他との境界

www.youtube.com進化する人類というエントリーをしたので思い出したけど、今年の夏に、似たような趣旨の展覧会をシンガポールで見てきた(同じタイトルの展覧会がダブリンでもあったが、かなり構成が異なるようだ)。本展の第一部「能力の拡張(Augmented Ab…

メタボリズムの未来都市展──戦後日本・今甦る復興の夢とビジョン

メタボリズムの未来都市展──戦後日本・今甦る復興の夢とビジョン作者: 株式会社 新建築社出版社/メーカー: 新建築社発売日: 2011/09/01メディア: 大型本購入: 1人 クリック: 2回この商品を含むブログ (8件) を見る2011年に森美術館で開催された展覧会のカタ…

*[アート] blur

KG+で立ち寄ったSferaExhibitionで、去年も放映していたBlurというショートショート、良いのでまた見てしまっただよ(90年代ブリットポップの話ではないです)。視力の弱い父が四六時中、子どもたちの色んな写真を撮っていて、現像もせずいったい何が楽しく…

Kyotographie 2018 その1

www.kyotographie.jp 美術館えき 蜷川実花 日本にこんな色あったんだっけというくらい鮮やかな色が組み合わされていて純粋にきれい。背景に傘をさして、しかもお顔の表面がおしろいで均一化されているため、幾何学模様が作りやすくなっている。舞妓さんはあ…

*[読書]9プリンシプルズ

9プリンシプルズ:加速する未来で勝ち残るために作者: 伊藤穰一,ジェフ・ハウ,山形浩生出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2017/07/06メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (7件) を見る筆者による9つの原則は下記である。これは理論的に導き…